1.知識・技術・心の三位一体教育
確かな学力を養う充実した授業
「その人の望む生活」を実現する専門職としての「知識」を蓄えるため、独自科目を加えた1,900時間のカリキュラムを、理解しやすい少人数クラスで実施します。また、福祉施設等での介護実習を通し、体験から学んでいきます。
生活支援技術の授業に最適の環境=科学的な根拠に基づく生活支援技術を基本からしっかり学ぶ=
「その人の望む生活」の実現には、食事支援、排せつ支援、入浴支援、更衣支援、移動支援などさまざまな生活支援が必要となります。その基本的な生活支援技術や、一人ひとりの利用者に合わせた応用的生活支援技術など、最先端の福祉機器を取り揃えた介護実習室で学ぶことができます。さらに相手の幸せや利益を考える愛他的行動がとれる「心」を養っていきます。
介護実習室
家政実習室
介護実習室(和室エリア)
入浴実習室
2. 「わかる」「楽しい」の授業の追求
知識欲と好奇心を刺激する「アナザーキャンパス」「アウトドアキャンパス」の導入 「わかる」「楽しい」授業の追求
アナザーキャンパスとは、福祉施設や事業所へ行き、そこで授業を行うことを言います。
実際の施設を見て学び、そこで生活をする高齢者や障がい者(児)とふれあい、障がいの特性や生き方、サービスの提供方法などを学びます。
アウトドアキャンパスは、屋外で高齢者や障がい者(児)とレクリエーション活動などを通し、人生を楽しく送って頂くために、「遊び」や「娯楽」、「スポーツ」の大切さを学び、活動と社会参加の必要性について、体験を通して学びます。
アナザーキャンパス
アウトドアキャンパス
マルチメディアICT教育
全教室に、MAXHUBという電子黒板を導入。パソコン、インターネット、AV機器などを活用したICT教育(Information and Communication Technology)を行い、情報活用能力・コミュニケーション能力・プレゼン能力の育成を目指します。
また、ZOOMなどを活用したオンラインビデオ通話で、福祉を必要とされる人や介護現場で働く人の体験談などを身近に聞く機会を作り、「活(い)きた授業」を行っていきます。
MAXHUBを使っての授業。
オンラインビデオ通話で学生同士の話しあいも。
3.介護のイノベーション教育
笑顔を支える接遇教育
介護福祉士は、究極の接客業のプロです。究極とは、施設や自宅で暮らす方の最期の看取りのケアにも立ち会うからです。専門職としての温かい介護の実践と、「利用者はお客様」という接客態度を身につけることが大切です。
ホテルや旅館、飲食店などの接客業でも介護福祉士が活躍。
メイクアップで明るい表情に。笑顔がさらに輝くように。
リハビリの視点を取り入れた「ケアリハビリマイスター」教育
介護福祉士になるための知識と技術に加え、身体のメカニズムを考えた介護をリハビリ視点から学ぶ、長野社会ふくし専門学校独自のカリキュラムです。
リハビリの専門職から直接学ぶ事ができます。
4.創造力・企画力・表現力の育成
知的障がいのある人を対象としたオープンカレッジ
障がいのある方や介護を必要とされる方の望む生活を実現するために、その人の描く人生の目標を、計画を立て支援します。この支援は、アートとして捉えることができます。アートとは、企画力・想像力・表現力が求められ、介護福祉士には、その力が求められます。
学生がマンツーマンでサポーターにつきます。
すばらしい作品。学生と一緒にハイポーズ。この作品がお互いの思い出にかわります。
手話劇
手話通訳士の講師により、日常生活に必要な手話を学びます。授業の中で、学んだ手話を使っての手話劇も企画。グループに分かれ、劇のシナリオ作り、身振り手振り、手話の振り付けを学生同士で考えて行います。言葉をつかわない手話劇は、創造力・伝える力・表現力が養われていきます。
クリスマス会
クリスマスに関係した内容であれば、劇でもミュージカルでも演奏でもペープサートでも‥。また、クリスマス会は発表だけでなく、学生も教員も一緒にケーキなどを食べながら、楽しく親睦を深める機会にもなっております。
5.将来を見つめ希望の進路を実現
100%の『就職率』と『進学率』
1対1の個別進路相談
入学後から個別面談をしながら、就職や進学等に関する質問や悩み、さらには自分の適性にあった進路は何かなど、丁寧に対応します。卒業生にゲストで来てもらい、個別相談も実施。就職前にボランティア体験も可能です。
副校長が進路相談の窓口となり対応します。平成4年、本校開校当時から進路指導の対応をしてくれます。
卒業生のゲストが学生に向けて就職や進路についてお話してくれます。
スキルアップ -社会福祉士の資格取得支援-
介護の仕事に合わせ相談業務の仕事に就きたいと希望する場合、社会福祉士の通信養成コースとのダブルライセンス資格取得のアドバイスや支援を行います。
同法人で社会福祉士養成(通信)を行っております。詳細はこちらを確認してください
6.「ありがとう」が感動に変わる介護の実践と研究
2年間で、480時間!「体験型」の介護実習教育 -介護実習に力を入れた体験重視の実践教育-
介護福祉士になるために、あらゆる種別の施設で実習を行います。実習を通し、利用者の笑顔や「ありがとう」という言葉が忘れられない“感動”の瞬間がそこにあります。
デイサービスの利用者と学生とのコミュニケーション
介護福祉士のミニ研究者を育てる
介護福祉士は、「その人の望む生活の実現」を科学的思考と科学的実践において行っていきます。科学的に根拠をもった支援をするため、実習を通して学んだことを「事例研究」としてまとめます。研究を通し、一人の利用者の「幸せな生き方」を形にするにはどうすべきかを考察して論文にまとめていきます。
ケース研究を通してまとめた卒業論文集
7.感謝の心を豊かな人間性に
他者と自分を考える愛情教育
どの世代の人も周囲の愛情をしっかりと感じることは、生きる意欲やエネルギーになります。他者とのかかわりの中で、「おたがいさま」「ありがとう」の心が育めるグループワークや学生交流を行っていきます。
卒業発表会に向けグループでシナリオを作っています。
教室で対面式の授業だけでなくグループワークや参加型授業を多く取り入れております。
あいさつと感謝の言葉からの学び
学校生活で大切にしていることは、「あいさつに始まり、あいさつで終わる」ことです。
「一行為一感謝」を大切な心構えとし、「ありがとう」が普通に飛び交う学校を目指しています。感謝されることは、必要とされた証であり、とてもうれしいことです。
学校の登下校、玄関で教員とあいさつ。
学生同士のあいさつ、お客様へのあいさつを大切にしています。