鳥越 優志さん
ー社会人入学という事でしたが、どういった経緯で介護福祉士を目指したんですか?
高校とかではサッカーしかしていなかったので、初めて普通の学校に入れたかなというイメージで、新しく斬新な感じでしたね。
サッカーで実業団に入ったり色々な所を転々としていたんですが、本当に何か仕事をしなくちゃと考えたときに身体を使って運動的なところを介護で活かせればと思いました。
ー介護を選んだ理由は何ですか?
介護を選んだ理由は、すべて出来ると聞いたからです。
というのも、介護というのは理学療法士・看護師など心の方もすべて携われる仕事ということで、トータル的に見て一番良いのかなと思って選びました。
ー学生時代の思い出はどんなものがありますか?社会人入学ですし、高卒の学生達とは年齢なども離れていましたよね?
学生生活を楽しくやり直せました。
皆同じスタートラインから始まって、頭良い悪いも関係なく同じ赤点を取って、同じことに悩んでいましたので年齢差での垣根や壁みたいなのは感じませんでしたね。
ー現在はどんなお仕事をされていますか?
デイサービスの管理者をやらせていただいています。 ですが基本的には皆がやっている介護スタッフの仕事と同じですね。あとは現場や家族と地域をつなげるような仕事をしています。
ー仕事をする上でのやりがいなどを教えて頂けますか?
利用者さんと友達になるということが一番大切だと思っています。対等ではないんですけど…タメ口とかそういうことではなくて、気持ち的には友達になることによって、良いも悪いも色んなことが言い合える、お互いに言いやすい環境・空気を作ることがやりがいだと感じます。
うまくいかないこともありますが、信頼を得ることで変わってくるとそれもまた面白いなと感じています。
ー現在社会人で入学を検討している方へのメッセージ
介護をやろうと思ったときに、どんな無駄な経験だと自分で思ったとしても、無駄なことは一つもないです。いろんな人との会話経験だったり、失敗談を笑い話に変えられたり。歳取ってから入学したとしてもスタートラインは一緒なので。
若い子よりも社会人としての経験や、色々な人とのコミュニケーションを取ってきたことで話術も広がっているし、マイナス面はなく、むしろプラスの方が多いと感じます。 いつ始めても遅くないと思いますよ。